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ドタキャンから仲直りまでを時系列でどうぞ~

彼氏にデートをドタキャンされたネタを長々と書いているエントリ第3弾。このエントリは仲直りまでを時系列で淡々と。長いので興味ある方だけどうぞ。

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メールを無視して反省を促してみる

私が上のエントリで書いたように悶々と悩んでいる間、私は彼に一言だけ「めっちゃ怒ってる。」とメッセージをしたきり、他のメッセージに一切返信しなかった。冷静になる前に返信してもいいことはないだろうと思ったことと、ちっとは反省しろ、という気持ちだった。私はとても気が弱いので、メッセージが来て放置するのはドキドキしてしまう。その時の私の中には4人ほど私がいて、脳内会議をしていた。

①ものすごく策士で理性的な私「こういうときはちょっと放置して、相手を反省させるべき」などと恋愛の教科書通りのことを発言

②私のことを大切にしようとする、親的立場の私「とにかく感情的になった時にやることで良かったためしがないから、冷静になって行動しよう」と発言。

③弱気な私「人のメッセージを無視するなんて人間としてどうよって思われたらどうしよう」と発言。

④超感情的になっているもっとも子どもの私「もう嫌だ、別れる、もう無理っていう、私無理ってメッセージするっ!」

結局、③と④は多数決で負けて、実に1日半以上メッセージを無視し続けた。しかも、私①の指示により、わざわざLINEのメッセージを「既読」にしたうえでの無視、だ。いわゆる既読スルー。普段はほとんどやらないことをしてみた。

結果、最初のうちは「ほんとにごめん」というなんだか軽いメッセージが来ていたが、そのメッセージを半日無視していると「今日夜電話しよっか?」と追加でメッセージ。それもしつこく無視し続けていると「明日会えない?ちゃんと謝罪したい」「会いたくないっていうなら、それも理解するよ…」とかなーりしょんぼりしたメッセージをしてきて、私は感情的になりながらも、ちょっとこれはかわいそうな気がするわ。と思うくらいに、一人で反省している様子が伝わってきた。その1日半の間、彼がどういう気持ちだったかわからないが、とにかく私がかなり怒っていることは伝わったらしい。

夜になってだいぶ気持ちが落ち着いたので、日付が回った後、「返信遅くなってごめん。さすがに感情的になったので、君とコンタクト取りたくなかった。明日○○駅何時集合で大丈夫?」と超そっけない、用件のみのメッセージを送った。

会う

次の日、12時に私の最寄り駅に集合だったのだが、30分前位に彼からメッセージが来た。「なんか、30分近く待ってるんだけど、バスが来ないんだよ」なんだか偉く困惑した様子である。彼には遅刻の前科が何度もあり、そのたびに私は遅刻されるととてもいやだと伝えて怒ったりしているので、私が遅刻嫌い、予定変更嫌いなのを知っている。(そう、それを知った上でのドタキャンである。罪が重い!)今日だけは遅刻したくないのに、なぜだか時間に厳しい日本の交通機関が今日は来ない!日本にまだそんなに慣れていない彼は半分泣きべそ状態である。たまたまその日は彼の街は地元の大きなお祭りで交通渋滞が発生していた。状況は理解したので、「着いたら連絡して」とメッセージしながら、今日はえらく早く出てきたんだなあ、さすがに反省したなあ…とうれしかった。それなのに、遅刻してしまう彼。何というか詰めが甘いというか…。電車という手もあったろうに。

彼から着いたというメッセージが来てから、私はのっそり立ち上がってのそのそと駅まで出向いた。嫌みのように、彼好みの格好をしてみた。こんなに可愛い彼女を怒らせるなんてサイテーという意味を込めてみた。彼に会って、私はさすがに笑えなかった。彼もすごく曖昧な顔をしていた。いつもなら、頬にあいさつのキスをさせてあげるし、手もつなぐが、今日ばかりは全部なし。私は、こういう話は野外でした方がいい、というなんとなくの勘から、外で散歩すると決めていた。それを彼に伝えて、私たちは並んで歩きだした。

彼、謝罪する

少し歩いて、人通りの少ない道に少し入ったところで、彼は私を「ちょっと、」と引きとめて、私を彼の方に向かせた。そして彼は真正面を向いて、私の目を見て、謝罪を始めた。細かい言いぶりは覚えていないが、「本当にごめん。謝罪します。前の日に飲み過ぎてしまった。もう二度としない。学生気分が抜けなかったことが良くなかった。もう社会人になるし、大人らしいふるまいをします」と言った。彼の言葉を聞きながら、なんだか泣きそうになる自分もいたけど、客観的に、あーこんな風にしてるカップル見たことあるわ―、自分がその当事者になるとはね…。と冷静に思っていた。私は、うん、とだけ言った。彼が反省していることは伝わってきたし、十分に自分も責めただろうと思った。だから、追い打ちをかけるように責める言葉を投げたりするのはよそうと思った。彼のやり方は、謝罪をするときのお手本のようだった。まっすぐと目を見て、何が原因だったか、次はどうするかをきちんと伝えた。

口を開いたら泣いてしまいそうだったので、私は自分の気持ちを伝えようとして、伝えられないまま、彼と並んで歩き始めた。私は彼に「今、どんなふうに思う?」と聞かれて、でもやっぱり何を言っても泣きそうだったので、だまってしまった。なんとか、君が考えてくれて、よかった、とだけ言えた。

自分の気持ちも伝えておこう

感情の高ぶりがおさまったころに、私は彼に自分の気持ちを伝えた。「私はとても悲しかったし、すごく怒った。君が私を傷つけようと思ってしたわけじゃないこともわかってるし、これは君のミスで、人間は皆完ぺきじゃないことも分かってるけど、やっぱり怒った。」彼は「うん、それは当然のことだよ、でも今は落ち着いている?許せる?」と返答した。私は「うん、今はもうおさまった」と答えた。彼はそのあとに「君は怒っていい。君は僕に期待してくれてた、それで、ダメで、がっかりしただろうし、悲しい思いをさせただろうし、だから、なにもおかしくない。怒っていい。」といった。私が言いたかった気持ちを、彼の方から言われてしまって、びっくりしていた。その時に、あー、なんだかよくわかんないけど、私はこの人と当分うまくやっていけそうだと思った。

 本当に欲しいものって実はきちんと話のできる人だったのかも

私は、価値観が本当に近い人、がいいと思っていた。たとえば、絶対に遅刻しない、とか。でも、どうも今回のやりとりを通して、話を聞いて聞いてもらって、それを面倒に感じない、きちんと話のできる人っていうのは重要だなあ、と思った。もちろん、彼が一番、彼しかいない、彼と結婚する!とかって自分を追い詰めるつもりもないが、パートナーの条件に太字で一行追加されたことは確かだ。

自分が感じたどんな気持ちを話しても、受け入れてもらえる。話し合いができる。お互いにきちんと謝罪ができる。健康的なコミュニケーションを身につけている相手であれば、些細なことも話ができる。それは私にとっては目から鱗な感じだった。こんな安心感があっていいのか、と思った。人に心を開くってどういうこと?何それ食べ物おいしいの?って感じの私にとっては、とても変な感じだったので、今日の午前中まで、何を見ても聞いても涙が出そうになるという奇病に襲われた。

というわけで、無事仲直りして、前より仲良くなってしまいました。雨降って地固まる。

おしまい。