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ビビったときが飛び込むとき さあ私のテーブルにつこう

「ピッチャーびびってる へいへいへい」っていう野球の応援?ヤジ?があるんすね。今なんかそういう言葉あったかもと思って調べたら、少年野球でよく出るヤジ?だそうな。今回びびってるのはピッチャーじゃなくて私だけどさ。わじらがびびってる、へいへいへい…

Sit at the table

私はチキンなのですぐびびる。仕事で、ああ、今私びびってる~と思うとき、私はフェイスブックのCEOシェリル・サンドバーグさんの言葉を思いだす。「Sit at the table」直訳すると、席につけ、ということだけど「あなたも話し合いに参加しなさい、自分の意見を言いなさい、自分の意見を持ちなさい、観念して自己主張しなさい」という意味合いだと捉えている。


シェリル・サンドバーグ:何故女性のリーダーは少ないのか | Talk Video | TED.com

※女性リーダがなぜ生まれないのか。女性の抱えている思考の問題点を彼女自身の経験から語ったTEDトーク。女性の背中をぐっと押す、かっこいいトークです。 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
 

 ※TEDトークを受けてサンドバーグ氏が書いた本。賛否両論あるが、私はおおむね賛成、とても勇気づけられた。世界的に成功していて、しかもアメリカでも、私が日々感じるようなことがまだあるのだと思うと不思議な気がした。

 これらの中で、サンドバーグ氏は女性は自分のことを過小評価しすぎる、という風に主張している。

 女性は自身の能力をより低く見積もってしまうのです 女性と男性に対して GPA の様な、完全に客観視する事のできる質問をすると、 男性の回答は実際より高く、 女性の回答は実際より低くなるのです 女性は職場で自分の為の交渉を行わないのです過去2年間で大学を卒業し 働き始めた人たちに関する研究によると、 57%の男子が -- いえ、もう男性ですね -- 初任給の交渉を行うのに対して、 女性は7%しかしないのです そして最も重要なことに、 男性は出世は自身が勝ち得たものだと思うのに対し、 女性は外的要因に理由を求めるのです 何故上手くやっているのか男性に訊くと、 彼らの答えは「俺がイケてるからだよ そりゃそうだよ。何故そんなこと訊くの?」 女性に同じ質問をすると、 誰かが助けたとか、 幸運だった、とても頑張ったなどと言います 何故これが重要なのか?いえいえ、とても重要なことです 交渉を行わずに役員室に入る人など いるはず無いのですから 同様に成功すると確信していない人や 自身の成功とは何か理解していない人が 出世するということもありません

単純に自分にも思い当たることがあって、今回も、ああ、自分はびびってるよなーと思ったのは、あるセミナー参加の打診があったのだが、「私が行ったって…」と反射的に考えていた。全然私はテーブルについてないわ、と思ったのだった。こういうことはいまだにたくさんあるが、そのたびにサンドバーグ氏があのトークの内容が認められるか怖がって、でも勇気を振り絞ってあの舞台に立った、堂々とした姿を思い出す。

Sit at the tableすると、自分の裁量の大きさを理解できる

私が会社に入って4年ほど、ずっと無意識に自分が意見を言ったって仕方ない。と思っていた。なんとなく自分の仕事に責任が持てなかったし、課の運営なんかの実質の仕事以外のことも全く積極的に取り組めなかった。しかし配置換えがあって、その課の中で私はいちばん下っ端で、20代私一人、ほかはみんな40overという状態になったため、雑用をすべてやらなければならなくなった。

そのころサンドバーグ氏のTEDトークをたまたまNHKで見たのだった。ああ、本当にその通り、私は全然自分で何かを動かそうとしてなかったと思った。それから、少しずつ、今まで怖気づいたり、積極的になれなかった場面で、自分の意見を言うようにした。雑用も積極的にこなした。意見はある程度通り、仕事上の改善点を示すと、上司はすぐに対応してくれた。仕事が一気にしやすくなった。あれ、なんだ言えばよかったんだ。と肩の力が抜けたし、自分にも思いのほか裁量が認められていたことに気づいた。上司からの評価は一気に上がり、仕事の中身も次第に変わっていった。成果が上がると、自分の自信にもなる。まあ、もちろん、怖気づく機会は仕事の中身が変わるたびに多くなるのだが。もとがチキンだから。

怖気づいて、ママのスカートの後ろに隠れていても、結局、自分にできることと、できないことの区別すらわからない。それが分からないままでは、結局できることもしないまま、自分の力で何も変えられない自分に失望していくだけ。その状態で頑張ったって、頑張った分の成果は上がらない。

怖気づいたところが階段を上るチャンス

 正直に言うと、今自分の仕事が変わってきていて、とても戸惑っている。後輩はわらわらと増え、私が今までやっていた仕事は彼らがやる。私が一手に引き受けてきた雑用もすべてお願いしている。だから私は仕事の全体を見たり、営業をしてお客さんと話をしたり、仕事を取るためのことをやるようになったのだが、今までの蓄積ではごまかせなくなってきた。なんとなく薄い壁があって、これを打破したいなあと考えている。でもどこかで、偉大な先輩たちみたいに自分もなれるだろうか…と怖気づいている。

前にジャズピアニストの上原ひろみさんが、NHKの番組の中で「なかなかうまく前に進めないなというときは、ちょうど階段を一つ上る手前なんですよ。楽しむようにします」と言ってたのを聞いて、こんなに天才な感じの人にも、同じようになかなかぐっと前に進めないときがあるんだと思ったらほっとしたのを思い出した。怖気づいたときは飛び込むチャンス、もう一段上るチャンスだと、前向きにとらえて、私はそのセミナーの申し込みを済ませたのだった。あー緊張する。

 

おしまい。

 

Alive

Alive

 

 上原ひろみさんかっこいい。ピアノから生えてるみたい。