この人苦手のその先へ。自分が楽になる3つの手順

社歴の浅い博士号もちの中途社員にイライラ

博士を取って、数年任期付きで働いて中途でうちの会社に入ってきた人がいる。(特定を内容は一部改編済み)元研究者だけあって、解析の方法とかには強いし、助かっているのだが、やはり会社の人間としての仕事のやり方がうーーん…というところが多々あり、どうしたもんかと思っている。私よりも6つくらい年上で、私よりも等級が上だ。

今日、その人に任せていた本日発送予定の報告書の中身で、意味が通りにくいところがあったので、どういうことですか?と話すと、書いたその人も分からないという。初めてでは分からないところもあるかと思って、説明したのだが、「じゃあ、ここ消せばいいんですよね」となぜかけんか腰の返答(に私は聞こえた)。私はびっくりして、意味が通ればどんなやり方でもいいんですが、このままでは意味が通らないですよね、とまた話した。そのひとは、なんだか腑に落ちない様子。

でも、宅急便の時間まで時間がないので、ひとまずここはこのままで、送ってあとから差し替えにしましょう。ちなみに印刷ってどこまで終わってますか。終わってないんだったら、アルバイトさんにお願いしてください。1時間くらいなら、あけられると思いますから。

と伝えたところ、

でも…なんだかアルバイトさんたちみんな忙しそうだし、印刷も複雑なので僕が自分でやります。

というので、はあ、そうですか。と、とりあえずその場は引いたんだけど、どう考えても一人で終わるレベルの印刷の量じゃない。アルバイトさんたちに頼んだ方が断然早い。今日送らなければならないのだから、どう考えてもこっちの方が作業の優先度は高いのだ。私は仲良しのアルバイトさんに協力要請し、その人が嫌がるかとは思ったが印刷に投入した。

これが新入社員だったら、きちんと注意をして、ティーチングする。なぜダメか、をきちんと説明して、指示をする。でもその人は年上で、博士で、等級も上である。その人も私からのティーチングを望んでいないようだ。そのくせ、紙の場所だとか、ファイルの作り方だとか、アルバイトさんに聞けばすぐわかることを何でも私に聞いてくる。正直めんどくさい。まあ、答えるけど。

ビューネ君に癒されつつ、何が自分の反応を引き出しているのかを探る

「まあ、待てよ。イライラしてるのはわかったからさ」イライラしている私を、脳内ビューネ君が優しくたしなめてくれる。ここは、ひとつまた成長するチャンスだな。私は、紙になぜイライラしているかを書き始めた。

1、状況を整理:私は何がしたかったんだっけ?

まず、私はその人に何をしたかったのか。を考えた。指示?アドバイス?意見交換?自分の中でもその人に自分が何をしたかったのかがはっきりしてなかった。指示をするならもっと的確にしなきゃいけなかったし、アドバイスなら良い逃げすればよかったし、意見交換なら、その人の意見をきちんと聞かなきゃいけなかった。どれも半端だった。

2、自分の気持ちと信念をチェック:私はどう感じた?どんな信念がある?

次に、その人と話してどう感じたか。その人が自分の意見をきちんと言わないことにイライラする。等級が上なのに、瑣末なことをすごくいちいち聞いてくるのがイライラする。その人がその人の意見を言うと、すごく責められているように感じる。ああ、そうか、自分を守りたいのは私自身だったか。

社歴の浅い人間は長い人間に従うべきだ、とか、会社ではきちんとしていないといけない、とか、本心を見せてはいけない、とかそういう信念にも気づいた。

3、対処方法を考える:で、どうするかを具体的に書き起こす。

自分の本心に近いことを、伝える。「私も悩んでしまったので、一度○○さんの考えで意味の通るように書きなおしていただけますか。何年も同じことをやっているので、私もちょっと客観的に見れなくなっているようですので」

そのまま、伝えた。これは”指示”である。その人も、普通にその言葉を受け取ってくれたので、無駄に感情が動かず済んだ。

 

こういうことは多々あるし、この人きらーいで済ませたっていいのだろうけど、自分が一番ストレスたまらないようにしていきたいから、いちいちこうやって考えるしかない。こういう場合はこうする、こういう場合はこうするという風にひとつずつ学習する。昔から私はこういうやり方で生きてきたんだよなあ。

 

おしまい