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気配りに男女差なんてない

出張が終わって、新幹線のチケットをとろうと思ったら、チケットが取れなくて、次の便まで待つことになった。1時間。私は待つのが得意だし、1人で飲み屋に入れるようになったので、怖いもの無しだ。駅ビルの中でお土産やさんを冷やかして、この間無償で手伝ってくれたアルバイトさんへのお土産を買った。そこの地酒コーナーには自動試飲機なる機械があり、旅先での変な乗り物と変な機械は試すべしというウチの家訓(単身世帯)にのっとり、早速使ってみた。

 
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初しぼり生!なんだかとっても縁起良いよ!
 
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芳醇で、うまーい。小さな瓶を彼氏のバレンタインプレゼントに購入。つまみもいるかと思って、その地方の名産の鯖の味噌煮缶も買った。ロマンチックもへったくれもない渋すぎるセレクション。チョコでキャピっとしたほうが良かったか?いや、チョコにせよ、酒にせよ、彼氏へのプレゼントなんて、渡した瞬間に奪い取って、自分も食べるもんだろ、私が食べたいもののほうが良い。むしろこのお返しを、高級チョコで頼む、彼氏。
 
新幹線の時間まであと30分。私は駅ビルの中の小さなお寿司屋に入った。とても入りやすい感じの店で、私はお刺身セット(ビールか日本酒つき)と、今日のおすすめ握り3点と、鉄火巻きを頼んだ。よく考えてみれば、あまり時間がなかったので、モリモリ食べることになった。
 
斜め後ろ側に座っている50歳くらいのおっさんがとてもおしゃべりで、声が全部聞こえてきた。そしたら、人の批判をしている。あいつはダメだ、あいつはここがなっとらん。聞いているだけでムカムカする。とーーってもおいしいお魚のお刺身を食べて幸せなのに!で、聞こえるもんだから、聞いていると、女子社員の話に移ったようだ。⚪︎⚪︎は付き合ったら絶対粘着で付きまとわれる、仕事中は気が利いていい子だけど。それに比べて△△は対極だと感じるよなーー!と。マジ、回し蹴り決めてやろうかと思った。回し蹴りできないけど。
 
そもそも、その子が付き合うと粘着になりそうということが仕事するのに問題があるか?!会話のレベルが女子高生並み。いや、それは女子高生に失礼か。こういうことを言うおっさんの気がきくかと言えば、利かない。他の人には、特に女性社員には気をきかせることを期待するのに。
前に、その女性社員は気を利かせろっていう無言の圧力に本気で腹が立っていたことがあった。なんだそれ、と。で、その話を大学の同期の仲間に愚痴っていると、彼は静かに言った。「気配りに男女差なんてない。気配りできる人とできない人がいるだけ。」私はその時に、まあ、それならできたほうがいいから、私は誰かに強制されるのではなくて、勝手に気配りのできる人になろうと思った。気配りというのは特に男の人には'かなりわかりやすく'しないと気づいてもらえないのだ。さりげない気遣いや、見えないところでの心配りは見えないも同然。だからこそ、それに見返りを求めちゃいけないし、そもそも、先回りの行動の全てが良いと判断されるわけでもない。なら、自分が気づいた時、やりたい分だけやろうと心に決めた。それ以上すると、ただのおせっかいになりうるから。おっさんの話を聞きながら、そういうことを思い出した。
 
私はそそくさとお寿司を食べてとビールを飲み、お金を払って店を出た。帆立のひもの刺身がしゃきしゃきしておいしかった。しめサバもあぶらが乗っててトロッとしておいしかったし、イカは言うまでもなく!!自分へのご褒美はりんごとニンニクがたっぷり入った焼肉のたれと、行ったら必ず買うおつゆせんべい。3パック買おうかと悩んで、欲望を2パックに抑えた。欲しかったらネットで買えるもんね…。明後日はせんべい汁だぞ。