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奨学金の残金を確認した

奨学金を借りた。高校から大学院まで9年近く借りた。月に3万ほど返しているが、全然返し終わらない。今日はふと、残金を確認したら、もう少しで高校と大学院の分は返し終わることがわかった。一方はあと6回、もう一方はあと18回だった。嬉しかった。大学の方はあと5年分残っている。

月に3万はかなり大きなお金だ。うちは母親しか働いていなかったので、なかなかビンボーで、いやしかし、公立高校の授業料くらいはどうにかなったんじゃないかとも思うが、まあ、借りてしまったもんは返すしかない。うっとおしいがどうしようもない。よく考えれば、公立高校の授業料は今は無償化されているんだっけ。それを考えると、ちょっと辛い気持ち。いいな。

奨学金について考えていると、もし奨学金がなかったら、を考えはじめてしまう。一度、母に、なぜ、私は奨学金を借りなければならなかったのに、なぜ働いていない男親は酒が飲めたのか、好きな趣味にお金を注いでいたのか、を尋ねたことがある。母はものすごく困った顔をして、ごめんなさいね。残りは私が返そうか。と言った。いや、いい。返そうと思えば、返せるのだから。私は答えた。

あと5年。淡々と返していけば終わる。うち2つの奨学金はあと1年ほどだ。まだ払い終わっていないが、すでに、すごく気持ちが軽くなった。複雑な気持ちになる借金だが、全部払い終わった時の気持ちを考えたら、今から泣きそうになる。返し終わったら、何か自信になるのだろうか。親とのいろいろをまた乗り越えるのだろうか。

おしまい