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マッチョとフィードバック

昨日焼肉食べ放題に行ったんだけど、全然食べられなかった。焼肉って、最初の10切れくらいは美味しいけど、そこからどんどん機械的に食べるようになり、ある時、もう肉美味しくないです、結構ですとなる。なんとなく損したような気持ち、なんでや。その点炭水化物はどこまでいっても美味しい。炭水化物万歳。

うちでは常にえぬえっちけーが付いている。この間立て続けに「子供が夏休み過酷なことに挑戦して、くじけそうになりながらもスタッフに立て、負けるな、諦めんな、と檄を飛ばされ、なんとかやり遂げた子供は晴れ晴れといい顔になり、親も満足げ、子供が強くなったと喜ぶ」という番組を2本見た。まだ日本の教育(?)はマッチョが好まれるんだな、このマッチョについてけない子供は落ちこぼれさんか。と思った。体育会系万歳みたいな。
一方、正反対のアプローチの番組もあった。なんとなく自分を出せない中学生チアダンスチームにアメリカから最高の指導者がやってくるってやつ。その指導者、ドーン先生って言うんだけど、体もドーンって感じで、笑顔もドーンって感じで、魅力的な人なのよ。で、ものすごく小さなことからシンプルに一つずつ教えていって、ほんの少しでも向上したら、達成されたら、アメリカ人らしいビックスマイルでgoood!とフィードバック。日本人から見れば全然向上してないじゃんってトコでもgreat! と言うわけです。子供たちも少しずつ乗せられ、ドーン先生の事を好きになっていく。最後には自分の内側から湧き出た笑顔で踊るわけです。これには生徒も保護者も先輩もドーン先生も大感動。私も感動した。

大きな困難を乗り越えて成長することも、小さなハードルを何度も何度も乗り越えて成長するのもどっちもあると思う。でも、私はずっと困難が大きければ大きいほどいっぱい成長する、厳しさが人を育てるっていう価値観に絡め取られてて、それで結構苦しかったクチだから、日本的なマッチョを見るとざわざわし、アメリカ的な徹底的なフィードバックを見るとおお、素晴らしいと思ってしまう。どっちも機能するときもあれば機能しない時もあるだろうし、それがどう働くかは人によるんだろうけど、できるだけどちらも選択肢として選べるといいと思うんだ。体育会の組体操の話とかも、一体感とか達成感を強要してる時点でダメだろ、それは。と思うわけで。ま、私が組体操してた頃、ただの「波(隣の人と頭の上で手を組んで体を何度も曲げて波を表現するあれな)」役だったからね、3段タワーのトップの子とか羨ましかったけどな。

おしまい