読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自分の苦手をなくす方法とは?

自分の苦手をはっきり意識して、それを伝えられるようになると、なぜかその苦手そのものが少しずつ苦手ではなくなっていくということが、ままある。例えば予定変更やキャンセルといった臨機応変な対応が求められる場面が非常に苦手だった。それこそ、それがあっただけで何も手につかなくなって、数日引きずるくらい苦手だったのだけど、それを自分のごく近くの人たちに言えるようになって、しばらくして、あれ?私、予定変更にふつうに対応してるな、と思うことが増えた。キャンセルに対しても、取り乱すほどのことはなく、リスケ出来ればするし、そういう類のものでないときは必要と思われる対応をするだけでふーん、くらいしか思わなくなった。

なんでなのかな?と考えてみたけど、まずは、苦手としていることが自分にあってもいい、と思えているからかな?と。うまく言えないが、「いつも冷静沈着で、どんな物事にもスマートに対応して、クールでいい人、完璧な私」を諦めたら、少なくとも私の一番近しい人のグループでも、仕事でも、皆変わらず優しくしてくれた。そして、そういう私の生活や人生に大切だと思える人たちが、「予定変更には弱くて、あんまり馬力もなくて、感情的で、不安定で、ぼんやりしてすぐミスる私」を、もともとみんな分かっていて、すでにそのまま受け入れてくれていたんだな、とある日ストンと理解した。穏やかな気持ちになった。なんだ、最初からみんな知ってたんだー、と。そしたらまた、面白いことに、自分自身が安定してきた。私は私のままで受け入れられている。そのことが私の大きな基盤となって、細かなことには動じ難くなり、自分のコントロールがずいぶん楽になった。もちろん、一番大切な周りの外では、私のまま自由に振る舞う私のことを、嫌だと思う人もいるんだと思うけど、まあ、それはそれで仕方ないか、と思う。

その副産物なのか、サシで会える全く新しい仲間も増えた。自分は受け入れられている、という土台があるから、人と会うのに、自分を出すのに怖気付かなくなったからなんじゃないかと思う。趣味や、同じ興味を持つ人、同じ目線で世界を見ている人、そういう人との時間はまたより自分の土台を固めていくようにも思う。

 

おしまい