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黒歴史の話

この間、先輩から、前の彼氏が結婚すると言う話を聞いた。初耳だったので驚くと、先輩は、そっか、知らなかったのか。wajiももう結婚してすごく幸せそうだし、まあ良いっしょ、と笑った。ちなみにその話を聞いた時、オット氏も近くにいて、なんだか宇宙に投げ出されたような、不思議な気持ちになった。隣には最愛のオット氏がいて、前に好きだった人は誰か他の最愛の人を見つけて、あんなに結婚に臆病だったあの男が結婚するだなんて。しかも地元から1時間半もかかる式場でわざわざ式を挙げるだなんて面倒なことを、きっとその彼女の好みを尊重するだなんて。

いろんなことを思い出した。前の人と付き合っていた頃のこと。別れてから、オット氏に会うまでの道のり。考えれば考えるほど、ただただ、"最高のタイミング"で別れたなあ、別れる以外にどんな選択肢もなかったし、私は全然気づかなかったけど、その前の人は私がパートナーではないと私より早く気づいて、手を"離してくれた"なあ、と。別に全然、ありがたいなんて思ってないし、むしろ今でも、足の骨数本折ったら良いのに、と思ってるくらいだけど、それでも、私にとっては必要な別れだったと思い至るのだ。

私は前の人と付き合っていた頃、ずっと被害者になりたかった。顔色をずっと伺って、機嫌を損ねないように、でもこれは許してくれる?許してくれる?と試して。すると彼はどんどん私に尊大な態度を取ることが増え、自分勝手に振る舞うようになった。そりゃそうだ。私がそうされることで、被害者になりたかった、寂しくなりたかったのだから。全然健全じゃなかった。私は完全なアホで、メンヘラ女だった。ああ、黒歴史黒歴史

 

ポロリと話をしてくれた先輩にも、知ってただろうに私に話さないでいてくれた仲間達にも、なんだかありがたいなあ、思った。前の彼氏も、私よりちょっと少なめに幸せになれよ!いっぱいその人のことを大切にしろよ!

 

おしまい